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解決事例紹介
海外赴任させる会社に求められる安全配慮を問う~日立造船技術者の海外赴任中の過労自死~
1 渡航してわずか3か月で自死 上田優貴さん(1993年生まれ)は大学院で電気工学を学び、2018年4月に日立造船株式会社に入社。入社時は「環境と電気をつなぐ仕事をしたい」と将来の希望を語っていました。 2021年1月、 […] -
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交通事故の後遺障害を争った難事件が解決
Aさんは、2019年1月、交差点の横断歩道を自転車で通行中、右折してきた乗用車と衝突。路上に転倒し、頚髄損傷等の傷害を負いました。同年7月まで入院しましたが、手足のしびれ等による機能障害、高次脳機能障害の後遺症が残り車 […] -
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特有財産の計算方法が問題となった離婚事件が解決
1 はじめに 依頼者(夫側)は、相手方(妻側)と平成24年に結婚し、令和元年11月に別居を開始しました。依頼者と相手方は婚姻期間中にマンションを購入しており、マンション購入にあたって夫の両親から贈与を受けていました。令 […] -
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子の引渡し・監護権者の指定を求める事案で父親の主張を認める審判が出ました!
1 事案の概要 依頼者(夫)と相手方(妻)は、平成28年に婚姻した夫婦です。両名の間には現在7歳の長男がいます。相手方は、令和元年に脳出血を発症し、それ以降依頼者が長男の監護養育や日常の家事を主として行ってきました。 相 […] -
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「夫の自死は、どうしたら止められたのか?」~長時間労働とミス発生の末の過労自死~
1 Aさん(死亡当時51歳)は、大学の工学部を卒業と同時に、空調設備会社に技術職として入社し、26年間勤務してきました。突貫工事のために泊まり込みや休日出勤も多くありましたが、仕事にも会社にも誇りを持ち、家族にもよく会社 […] -
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遺産分割の難事件が解決
1 5人兄弟の長兄A(妻子なし、親も他界)が死亡し、相続人となった兄弟のBCDE4人のうちBCが遺産を独占しているので、自分の相続分を確保したいとDから依頼を受けた。Eとは協力関係にあるという。 2 ところが、被相続人の […] -
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新潟市水道局パワハラ自死事件 勝訴判決が確定、市長が謝罪
1 事案の概要 Sさんは1990年に新潟市水道局に入職した中堅の職員でした。2006年4月、Sさんの直属の上司がW係長となりました。W係長は部下とのコミュニケーションを取らず、何かのきっかけで係員を無視したり大声で叱責 […] -
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外資系医療機器メーカー社員の自死に業務起因性を認めた事例
1 事案の概要 X氏は外資系医療機器メーカーに在席し、営業業務を担当していましたが、平成31(2019)年4月24日、自宅にて縊死しているところを発見されました(当時55歳)。 X氏は同年1月、当時54才で転勤を命じ […] -
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大阪メトロ社員 パワハラ自死事件で謝罪・再発防止の和解が成立
1 事案の概要 X氏は大阪市高速電気軌道株式会社(大阪メトロ)のグループ会社に在席出向し、経理業務を担当していましたが、2020年3月6日、大阪メトロ本社屋の17階踊り場で首を吊っているところを発見されました(当時45 […] -
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長時間労働と仕事上のミスで精神障害を発症し自殺~労働保険審査会が逆転裁決~
◆事案の概要 Kさんは、1995年に高速道路などを施工する土木工事会社(本社:大阪市)に新卒で入社し、土木工事現場の監理技術者として勤務していました。仕事に誇りを持ち、自分が担当した構造物の近くを子どもと通ることがある […]