2019年1月1日
ゆうあい会の会長をしてくださっていた関西大学名誉教授の森岡孝二先生が、昨年(2018年)8月1日に亡くなられました。
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私は、弁護士登録した翌年の1989年に森岡先生と知り合い、その後、大阪過労死問題連絡会、1992年の過労死劇「突然の明日」上演運動、働き方ネット大阪(その後「NPO法人働き方ASU-NET」)、過労死防止法制定実行委員会、過労死防止法の成立後は過労死防止全国センター、厚労省の過労死等防止対策推進協議会などで29年間にわたって一緒に活動してきました。
森岡先生は経済学者であるとともに、人間の自由、働くとはどういうことか、企業はどうあるべきかなどを問い続け、自らも一市民として行動し続ける社会運動家でした。また、自然を愛し、命を慈しみ、ユーモアにもたけた自由人でした。
2015年4月に私がこのいわき総合法律事務所を設立する際も応援してくれ、2016年3月に結成したゆうあい会の会長も快く引き受けてくださいました。この事務所ニュース「春告鳥」にも軽妙なエッセイを5回にわたって連載してくれていました。
来る2月23日、シティプラザ大阪で追悼シンポジウムと追悼レセプションを行う予定で、また現在追悼記念誌を作成中です。
森岡先生、長い間ありがとうございました。
(いわき総合法律事務所ニュース「春告鳥」第9号 2019年1月1日)
※写真は、2012年1月21日、京橋駅での過労死防止法街頭署名活動にて