今回は、現在事件をともに携わらせて頂いている、偉大な先輩弁護士が取り組んでおられる有意義な事業をご紹介致します。
大阪弁護士会の石田法子弁護士が代表理事をつとめる一般財団法人廣田和子記念奨学基金は、ひとり親家庭の子ども、父母ともにいない家庭の子ども又は虐待・ネグレクト等で親の監護を受けられない子どもたちへの、給付型奨学金の給付事業をおこなっています。
対象となるのは、大阪府内の高校3年生、あるいは大阪府内の高校を卒業後2年を経過しない方で、学習意欲が旺盛あるいは文化・スポーツでの技能に優れているのに、上記のような理由で経済的に困窮状態にあるため修学等の環境が整っていない方です。進学する学校の卒業に要する最短年限の終期まで、月額5万円が給付されます。
学びたい気持ちがあるのに学べない環境にいるお子さんたちに是非、ご応募いただきたいと思います。
現在、2022年度の奨学生を募集中で、応募締め切りは10月末です。
詳しくは、 https://www.hirotazaidan.com/index.html をご覧ください。
そのようなお子さんたちにお心当たりのある方がいらっしゃれば、当奨学基金のことをお伝えください。
(弁護士 安田 知央)
(メールニュース「春告鳥メール便 No.41」 2021.9.30発行)