2015年5月26日

5月19日、大阪弁護士会館地下のレストラン「EN」で、「いわき総合法律事務所開所祝賀会」が行われた。萬井隆令(龍谷大学名誉教授、民主法律協会の会長)、森岡孝二(関西大学名誉教授)、寺西笑子(全国過労死家族の会代表)、中田進(大阪勤労者教育協会)の4氏が呼びかけ人となって開いてくださったものである。
パブリック事務所や地域事務所ならともかく、個人事務所(しかも所員わずか5名)でこのようなパーティーが開かれる例はほとんどないと思う。大変光栄なことであるが、恐縮至極である。しかも、4月24日には事務所の内覧会(お披露目)を行っていたので、果たして参加してくれる方がどれだけいるだろうかと、恐る恐る当日を迎えたが、60名以上の方々が参加してくださり、大変な盛会となった。

あべの総合法律事務所の仲間であった上出恭子弁護士と、当事務所の新人の稗田隆史弁護士の司会のもと、森岡先生の開会あいさつ、北口修造さん(元大阪労働健康安全センター事務局長)の音頭による乾杯の後、女性デュオ“SOY”のちかさん・ななさんによる美しいマリンバの演奏がなされた。
続いて、第1部と第2部に分けて、参加者の方々からスピーチをいただいた。宇賀神直先生や木村達也先生などお世話になった先輩弁護士、同期や後輩の弁護士、学者、医師、建築士、司法書士、新聞記者などの専門家の方々、そして依頼者や親しい友人の人たち。弟の岩城裕弁護士も、珍しく(?)やや甘めのスピーチをしてくれた。スピーチをいただいた方は合計20数名に及び、時間不足で予定していたスピーチをいただけなくなった方もいた。心からお詫びを申し上げたい。

第1部と第2部の間で、私が弁護士になってからの27年間の写真をスライドにして、私が解説しながら観ていただいた。
これまでお世話になった天王寺法律事務所、あべの総合法律事務所のこと、過労死問題との出会い、家族の会や田尻俊一郎先生・北村仁さんのこと、欠陥住宅問題との出会いと欠陥住宅全国ネット・関西ネットのこと、民主法律協会の事務局長時代のこと、働き方ネット及びNPO働き方ASU-NETのこと、過労死防止法制定の取り組みと法制定後のことなどを、まるでタイムトリップをしているような気分で話した。皆さんにどれだけ楽しんでいただけたか自信はないが、私自身は本当に感慨深かった。

最後に、当事務所の事務局の岩城陽、大谷ちひろ、岩城啓子と稗田弁護士があいさつをし、私が御礼の言葉を述べ、最後に中田進先生が締めの閉会あいさつをして下さった。中田先生のお話は流暢でユーモアに溢れ、スピーチのなかった参加者もできる限り紹介して下さるなど、本当に心配りの行き届いたあいさつであった。
参加者のおみやげには、名古屋の「両口屋是清」さんに特注で作ってもらった事務所のロゴ入りの「焼印饅頭」をお持ち帰りいただいた。とても好評で、2人くらいフェイスブックに写真をアップしてくれた。

事務所に場所を移して行った二次会にも、15人くらい参加してくれただろうか。普段あまり話す機会のない懐かしい人たちとも、思い切り話すことができた。
ご参加くださった皆様、本当にありがとうございました。
これからもご指導、ご交誼のほどを、どうぞよろしくお願い申し上げます。
※写真は上から
①宇賀神 直先生のスピーチ
②木村達也先生のスピーチ

③寺西笑子さんのスピーチ
④司会の稗田隆史弁護士と岩城 陽
⑤私の御礼とあいさつ
⑥大矢さんご夫妻、小池さん、岩城啓子と私
⑦二次会でも大盛り上がり
⑧事務所の名前入りのお酒です
⑨特注の「焼印まんじゅう」
(「いわき弁護士のはばかり日記」No.240 2015年5月26日〔一部修正〕)

