先日、娘の保育園のお友達たちファミリーと一緒に、一泊旅行に行ってきました。なんと総勢赤ちゃん含めて20名以上が参加しました。
今年度で、娘も保育園を卒園します。0歳の頃から通い慣れた保育園をいよいよ卒園するのですから、自分の子の成長を考えるだけでももちろん感慨深いのですが、同じく0歳や1歳の時から一緒に大きくなったクラスメイトのお友達と、今後なかなか会えなくなることを想像すると、もう今から寂しすぎます。
一方、今年もやはりコロナの影響で、保育園主催のお泊まり保育や、秋のバザーはありませんでした。子どもたちのために何かいい思い出を、と思い立ったクラスメイトのママが数ヶ月前からバスの手配も含め企画してくださり、私達家族も何とかタイミングが合ってお邪魔させていただくことができました。
お昼間は、夢中で遊び回る子どもたちに必死でついて行きながら、泥んこも水浸しもヘッチャラな子どもたちにアワアワしつつ、自分も子どもに戻ったかのような気持ちで楽しみました。
晩御飯では、子どもたちがいつも保育園のお昼ご飯の時にやっている「手の用意はいいですか。足の用意はいいですか。背中の用意はいいですか。それでは手を合わせましょ。パッチン。いただきます!」の掛け声を、みんなで元気よく言ってくれて、可愛くて嬉しくて、美味しいお料理がさらに何倍にも味わい深く感じられました。
お別れの時にはそれぞれのファミリーが順々にバスを降りていくたびに、バスの窓を開けて、そこから何度も何度もバイバイを伝えました。
卒園まで残すところあと数ヶ月となりましたが、保育園のお友達との大切な思い出が一つでも多く、子どもたちの胸に、それから保護者の胸にも、実ったらいいなと思っています。
弁護士 安田 知央
(春告鳥第17号 2023.1.1発行)