松村パパの子育て奮闘記 ~ダンゴムシで広がる輪~

 早いもので、長女は3歳9か月、二女は1歳1か月になりました。

 長女はこの4月から幼稚園の年少クラスに入り、家でも幼稚園の先生やお友達の話を楽しそうに教えてくれます。そんな長女が今はまっているものがあります。ダンゴムシです。

 幼稚園では園児みんなで園庭で遊ぶ時間があるのですが、長女はその時間にダンゴムシを集めているようなのです。友達の名前のなかにも、ダンゴムシ友達と思しきほかのクラスの子の名前がちらほら出てきます。また、家の前の植え込みや公園でも、バケツとスコップをもってダンゴムシを10匹も20匹も延々と集めています。このまえも5歳くらいのお兄ちゃんと一緒になって、ダンゴムシを乱獲していました(ちなみにその男の子は自宅にダンゴムシを持ち帰るそうです)。同世代から小学生くらいの子まで、ダンゴムシをきっかけにして娘の交友関係が広がることは素晴らしいことです。

 ただ、自分もかつては平気だったはずなのですが、童心を忘れてしまったのか、1匹だけならともかく、20匹がもぞもぞと動いているのを見ると正直鳥肌が立ってしまいます。長女が自宅に連れて帰りたいと言い出すことがないように願うばかりです。

弁護士 松村 隆志

(春告鳥22号 2025.8.3発行)