大阪弁護士会提供のラジオ番組の収録に出演してきました

2013年2月15日

◆2013年2月28日、大阪弁護士会主催で、「ブラック企業の見分け方と対処法」という講演会が行われる。最近、「ブラック企業 日本を食いつぶす妖怪」(文春新書)という本を出して一躍有名になった、NPO法人「POSSE」代表の今野晴貴さんのメイン講演、寺西笑子さん(全国過労死を考える家族の会代表)、和田香さん(過労死企業名公表裁判弁護団)の報告に加えて、私も過労死防止基本法の必要性について、少しだけお話をすることになっている。
 大阪弁護士会がこのようなイベントを行うことは画期的である。
 お時間のある方は、ぜひご参加下さい。

◆恐らくその宣伝を兼ねてか、大阪弁護士会提供のMBS(毎日放送)ラジオ番組「弁護士の放課後 ほな行こか~」の中の、「法律のほ~」というコーナーに出演してほしいと言われ、2月14日、その収録に行ってきた。

 大阪弁護士会館が14階まであるのは知っていたが、よく使うのは13階までで、14階は行ったことがなかった。何と、この部屋で、番組の収録を行っているのである。
 部屋にそーっと入ると、この日のメイン出演者である、弁護士の河野豊さんともう一人の若手の女性弁護士が、水野晶子アナウンサーとトークをしているところだった。事前に打合せをしているからであろうが、3人の掛け合いのテンポがよく、とても面白く、聞き入ってしまった。

 続いて、私が出演するコーナーの収録があったが、時間はわずか5分。就職難の中でようやく就職できた若者が、わずか数週間から数か月で過労死・過労自殺してしまった事例と、企業名公表裁判の紹介をしただけで終わってしまった。過労死防止基本法の話まで行かず、ちょっと残念。

 とはいえ、弁護士会館最上階からの素晴らしい景色をバックに、話の引き出し上手な水野さんからインタビューを受け、自分の取り組んでいるテーマについて話すというのは、とても楽しかった。

 この番組に出演しているのは弁護士登録数年から十年前後の若手弁護士が中心のようであるが、もっと幅広い世代から個性的な弁護士が登場したら、より楽しく広がりのある番組になるのではないかなと思った。

 なお、今回の収録がオンエアされるのは、2月22日(金)午後8時30分~9時、MBS毎日放送(1179 kHz)である。
 よろしければ、ご視聴下さい。

「いわき弁護士のはばかり日記」No.108(2013年2月15日)より(一部修正)>