過労死が社会問題となり国際語「karoshi」となって20年以上が経つのに、過労死は後を絶たず、近年は過労による精神疾患、特に若者の過労自殺が激増するなど、いっそう深刻化している。
そんな中、2008年秋、過労死弁護団全国連絡会議と日本労働弁護団が「過労死防止基本法」の制定を求める決議をあげたことがきっかけとなり、「全国過労死を考える家族の会」の会員たち(多くは過労死・過労自殺の遺族)が過労死防止基本法の立法化の取り組みを手探りで始めた。
そして、2010年10月13日衆議院議員会館で開いた「院内集会」には、国会議員・秘書30名を含む170名以上が参加し、大きな盛り上がりを見せた。
そこで、これに関わった有志のメンバーたちが「準備会」をつくり、本格的な実行委員会を結成しようと準備してきた。
そして、明日2011年11月18日、衆議院第1議員会館で「ストップ!過労死100万人署名スタート集会 兼 過労死防止基本法制定実行委員会結成総会」を開催し、結成のはこびとなったのである。
名称 ストップ!過労死100万人署名スタート集会 兼 過労死防止基本法制定実行委員会結成総会
日時 2011年11月18日(金)午後2時30分~4時30分
会場 衆議院第一議員会館1階
内容 呼びかけ団体(家族の会、過労死弁護団)からのあいさつ
記念講演「今、なぜ『過労死防止基本法』か」(森岡孝二・関西大学教授)
参加した議員からのあいさつ
過労死遺族からの訴え
規約・役員・活動方針の提案
参加費 無料
直前のご案内であるが、ぜひご参加いただきたい。
今後、
①「100万人署名」を中心とした世論形成のための様々な活動
②国会議員・政党の皆さんへの働きかけ
を積極的に行っていきたいと考えている。
「大切な人を、過労死・過労自殺・働き過ぎから守りたい!」
と考えているすべての人々に、この取り組みへの参加を、心から呼びかける次第である。